第49回仙台哲学カフェのご案内


テーマ:<旅>の哲学

今回の仙台哲学カフェは、夏休みを前に身近なテーマを。
〈旅〉の哲学です。
かつて〈旅〉をすることは、見慣れた日常から脱して、「非日常」な経験をすることでした。
故郷をあとに見知らぬ土地や人や風景と出会う。
人生そのものが旅にたとえられるように、
その過程が内省に向かったり、詩的な、また美的な経験や、〈自己〉の発見や形成に結びつく営みでもありました。
あるいは「旅の恥はかき捨て」のようにある種の無作法や開放感を伴い、
どこかでアウトローのような後ろめたさと自由さが表裏をなしていたかもしれません。
しかし現代では生活そのものが〈旅〉化しているともいえます。
新幹線や飛行機は見慣れたものとなり、ときに通勤・通学でさえも
かつての〈旅〉に匹敵するほどの移動をともなうようになりました。
海外に行くことももはや特別ではなく、また交通や通信の発達は「異文化との遭遇」を日常的なものにしています。
そうした現代にあって〈旅〉とはいかなるものか。
また皆さんはこれまでどんな〈旅〉をして、これからどんな〈旅〉をしたいと考えていますか?


■日 時 2015年7月20日(月・祝日)11:00-13:00
■場 所 カフェ・ベローチェ 仙台南町通り店
     住所:仙台市青葉区中央3ー8ー33 ピースビル南町通り1階
     地図:http://chatnoir-company.com/chatnoir/ShopSearch?shop_code=364
■参加費 無料(飲み物をお店で購入してください)

※予約不要ですが、初めて参加される方はご一報下さい。