第21回仙台哲学カフェ

■日時:2012年5月26日(土)11:00〜13:00

■場所:カフェベローチェ 仙台駅東口駅前店
地図:http://www.chatnoir-jp.com/shop/tenpo_detail.php?bmncd=396

■参加費:無料(飲食物はお店でご購入ください)

【第21回テーマ】 あなたにとって“ふるさと”とは何ですか?

 大震災後、「“ふるさと”へ戻る」ことや「“ふるさと”を離れる」ことが改めて注目されています。それとともに“ふるさと”についての価値観や考え方が人によってかなり違うことにも気付かされています。

 例えば、これまで住んできた地域に強い執着を示し、そこに残ろう/戻ろうとする人々の姿を、私たちは震災後さまざまな機会に目にしてきました。
 その姿に心からの共感を覚える人もいるでしょう。他方で、特定の地域に強い愛着を示すことに、あまり実感がわかない人もいるでしょう。
 “ふるさと”や“こきょう”について、私たちは必ずしも同じ考え方や感じ方を共有できるわけではないのかもしれません。

 さて、みなさんは何に郷愁(ノスタルジー)を感じますか? かつて住んでいた町でしょうか? 昔の友人たちでしょうか? それとも、過ぎ去った懐かしい時代でしょうか?
 今回の哲学カフェでは、それらを幅広く“ふるさと”と捉えたいと思います。

 その“ふるさと”にもとづいて、生活の場所や仕事を選んだり、人間関係をはぐくんだりしているとしたら、“ふるさと”とはいつの間にか私たちの生き方に大きな影響を及ぼしているものなのかもしれません。

 また、みなさんは“ふるさと”に、どんな価値を見いだしているでしょうか? もし“ふるさと”観が人それぞれで違うならば、私たちは他者の“ふるさと”観にどのように接すれば良いのでしょうか?

 今回は“ふるさと”について様々な角度から話し合い、お互いの理解を深めていきたいと思います。


【これまでのテーマ一覧】
第0回:日常で哲学すること       第1回:旅から得るもの
第2回:公正であるとはどういうことか  第3回:就職活動
第4回:希望をつくる          第5回:贈り物
第6回:時間の使い方          第7回:車社会を考える
第8回:(無し)            第9回:(無し)
第10回:飲みニケーション       
第11回:理想社会を想像すべきか?
第12回:コミュニケーション力があるとはどういうことか
第13回:学校と社会
第14回:働くことと生活のバランスをどうとるか
第15回:ウソをつくのは悪いことか
第16回:自分のために生きるか、他人のために生きるか
第17回:「弱さ」を肯定できないか
第18回:日本人は幸福か?
第19回:フリーテーマ
第20回:「普通」であるとはどういうことか


※仙台哲学カフェへの参加に際して

事前の予約など必要はありません。

また、哲学に関する専門知識や大した心構えも必要ありません(もちろん哲学に詳しかったり専門知識が豊富であっても構いません)。

気軽に参加して、満足感や新しい宿題を獲得して帰宅する、そんな集まりにしたいと思います。

「仙台哲学カフェ」についてもっと詳しく知りたい人は「「仙台哲学カフェ」って何?」をお読み下さい。

みなさまの参加をおまちしております。



疑問、質問などございましたら、こちら↓のメールアドレスまで。

仙台哲学カフェ:sendai_tetsugaku_cafe■yahoo.co.jp 
※■印はアットマーク(@)と置き換えて下さい。