第23回仙台哲学カフェ

■日時:2012年8月25日(土)11:00〜13:00
■場所:カフェベローチェ 仙台駅東口駅前店
地図:http://www.chatnoir-jp.com/shop/tenpo_detail.php?bmncd=396
■参加費:無料(飲食物はお店でご購入ください)

【第23回テーマ】 自分の経験をどこまで一般化できるか?

 「経験」とは、突き詰めていけば「個人の経験」ではないでしょうか。
 例えば、冷たいアイスを食べたという「経験」も、ころんで痛いという「経験」も、だれしもが一度は「経験」するようなコトでしょう。しかし、その一つ一つは紛れも無いその人自身だけのものでしょう。

 また、他方で、人と話をする時、活動するときなどには、それまで得てきた「個人の経験」を使って語ったり考えたりせざるをえません。つまり、交わりのなかで、良くも悪くも、その人自身だけの「経験」をすくなからず相手にも通じるような形におきかえて、用いなければならないのではないでしょうか?
 例えば、相談を持ちかけられたときに、「自分がそうだったから、あの人にもこういう解決策があてはまるハズ!」と、「経験」をムリヤリ相手にあてはめてしまうように。

 こういった、言わば「経験」の一般化はせざるをえないのか? そもそも一般化すべきではないのか? 一般化とは何か? 「経験」とは何か?
 今回は、人と人との交わりのなかにある、わたしの「経験」、あなたの「経験」について、考えていきます。


【これまでのテーマ一覧】
第0回:日常で哲学すること       第1回:旅から得るもの
第2回:公正であるとはどういうことか  第3回:就職活動
第4回:希望をつくる          第5回:贈り物
第6回:時間の使い方          第7回:車社会を考える
第8回:(無し)            第9回:(無し)
第10回:飲みニケーション       
第11回:理想社会を想像すべきか?
第12回:コミュニケーション力があるとはどういうことか
第13回:学校と社会
第14回:働くことと生活のバランスをどうとるか
第15回:ウソをつくのは悪いことか
第16回:自分のために生きるか、他人のために生きるか
第17回:「弱さ」を肯定できないか
第18回:日本人は幸福か?
第19回:フリーテーマ
第20回:「普通」であるとはどういうことか
第21回:あなたにとって“ふるさと”とは何ですか?
第22回:「グチの価値」とは?


※仙台哲学カフェへの参加に際して
事前の予約など必要はありません。
また、哲学に関する専門知識や大した心構えも必要ありません(もちろん哲学に詳しかったり専門知識が豊富であっても構いません)。
気軽に参加して、満足感や新しい宿題を獲得して帰宅する、そんな集まりにしたいと思います。
「仙台哲学カフェ」についてもっと詳しく知りたい人は「「仙台哲学カフェ」って何?」をお読み下さい。
みなさまの参加をおまちしております。


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仙台哲学カフェ:sendai_tetsugaku_cafe■yahoo.co.jp
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